イギリス1950年代＊H. G. ストーン社の商標 ”チルターン・トイズ” ＊「ハグミー・ベア / Hugmee Bear 」＊【 A-1910 】

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【イギリス1950年代、H. G. ストーン社の商標 ”チルターン・トイズ” の「ハグミーベア」】

体長３６cm

大変久々のハグミーちゃんの登場っっ♪♪
超・超レアッ＆超・超キュートッ☆☆
イギリスのH. G. ストーン社の商標、”チルターン・トイズ”の、希少で貴重なハグミー・ベアくんですっ！！
「ハグミー（Hugmee）」つまり、「ボクをハグ（抱っこ）して！」というなんとも愛らしいお名前のベアで、
販売当時からチルターン・トイズを代表して大変人気のあったシリーズでした～～
年代ごとにデザインが刻々と変化していった「ハグミー・ベア」シリーズの中でも
アタマでっかちで、これ以上ないほど鼻ペチャさん、短い腕と脚に、シズク型の両足ポーも特徴的、
ブーたれた表情がいかにも第二次世界大戦後のハグミー・ベアの特徴を見事に体現しておりますっっ！！
長い年月、様々な来歴を経て、表情やフォルムが変化していくことが嬉しい、
この世でたった一体っきりのビンテージでございますよ～～

クシュクシュっとした淡いベージュのカーリー・モヘア製、
温和ににっこりして優しい笑顔をしておりますヨッ！！

真ん丸くて平たいお顔はわずかに逆三角形っぽい形をしていて、
顔の縫い目にはさみこんで留めてある小さくて立体的なお耳がつき、
アンバーと黒のグラス・アイズがついていて、
マズルはほんのわずかに前に出ていてさり気なく刈り込まれていて、
四画いお鼻とにっこりしているお口は黒い糸による手刺繍で、
まさに「子供が悲しい時には側にいて一緒に悲しみ、嬉しい時は一緒に喜んでくれる」よう、
子供が自分の感情を映し出しやすいような表情に仕上がっておりますヨッ！！

もちろんフル・ジョイントで、
短い腕と脚がピョコンとつき、手首が少し曲がっていて、
手足パッドはダーク・ブラウンのベルベット張り、両足ポーは特徴的なしずく型をして、
右足ポーに少し色が薄くなっている四画があるので、ココにオリジナルの印刷ラベルがついていたと思われます。
「テディベア大図艦」にも同じように布タグが取れたハグミーが掲載されていたので参考になりますね。（※写真６枚目参照）
黒い糸によるお爪がついております。
頭部とボディにはギッチリと木毛が詰まっていて、その他はパンヤまたは綿が詰まっております。

お耳のフチとおなかと腕などにモヘアが薄くなっているところが見られます。
ヤブレ、ホツレなどはないようですが、写真をよくご確認下さいませ。
ビンテージ・ベアの味として、引き続き可愛がっていただける方へお願いしますっ♪
↓
※空を駆け、海を越え、山を越え、川を下り、街中を抜け、はるばるのご縁で辿りついてくれた、
ビンテージでございますっ！！長い年月が一体一体のお顔を個性的なものに変えていて、
ココにしかいない「オンリー・ワン」な存在となっておりますっ♪♪
まさにそこには魂が宿っていることを実感させてくれる存在ですっ！！
これからも人の手から手へ受け継がれていくべき貴重な逸品でございます・・っっ☆☆

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☆。・*イギリス、H. G. STONE＆Co.の ”チルターン・トイズ”　*・。☆

世界中のビンテージベア・ファンの注目を集める、希少で貴重な”チルターン・トイズ”は
イギリスの「H. G. ストーン＆Co.」という会社の持つ商標です。
1919年に、レオン・リース氏が義父のジョセフ・アイゼンマンから”チルターン・トイ・ワークス”を引き継いで、
1920年に、元J. K. ファーネルのハリー・ストーンと共同で、H.G.ストーン＆Co.を設立しました。
商標の”チルターン・トイズ”は会社の所在地の名前から取られたものです。
戦時中には軍事品を製造する戦時労働に転換させられました。
その後、増大するチルターンの需要に応えるべく、新工場を設立し、たくさんの女性達を集めて
ヌイグルミ制作のための訓練所で技術を教え、事業を拡張するも、創業者の２人も亡くなり、
1964年にはダンビー・コンベックス・グループに買収され、
さらに1967年にはチャドバレーの子会社となり「チルターン/チャドバレー」のラベルが出来ました。
H.G.ストーン＆Co.の”チルターン・トイズ”の、1923年に業界紙にデビューした
「ハグミー・テディベア」シリーズを始め、同社の貴重なテディ達は今なお世界中のテディベア・ファン達から熱い視線を集めております。